DDD(ドメイン駆動設計)の技術研修(第一回)を実施しました!

こんにちは、株式会社TRYANGLEです。

9月の帰社日では社員のスキルアップのために、日本のDDD(ドメイン駆動設計)の第一人者として知られる
株式会社ログラス の 松岡 幸一郎さん
を講師にお招きして【第一回ドメイン駆動設計研修】を開催しました。

今回の研修はDDDについて全く知らない社員から実際に利用し開発を行っている社員まで、
様々な立場の社員に向けて行われます。

9月に行われた第一回目では「DDDとは」といった座学から入り、社内で開発中のアプリケーションを題材に、
リードエンジニアをドメインエキスパートに据えて実際にライブモデリングを行っていくという非常に濃い内容となりました。

以下、今回参加した社員の声を抜粋してご紹介します。

① 研修に参加して何を得ることが出来たか

・ドメイン、モデリングなど、よく聞くけれど抽象的でよくわからない部分が理解できた
・システムの登場人物や要件を図にまとめることで、システムの全体像が理解しやすくなった
 図を作成する過程を複数人で行うことで議論が生まれ、システムに必要だけど気付かなかった部分を発見することができた
 書籍やインターネットの情報では完成した図しか見られないが作図の過程をリアルタイムで見ることができ貴重な体験だった
・UMLベースでやり取りをすることで、他者との認識共有を効率的に進めていけることを実体験できた
・コードにした時の技術としての面しか注目しておらず、
 そもそも、何が必要でどうする必要があるかを明確にすることが重要であることが分かった
・モデリング手法として、四種の図を記載するという点について、自分の頭の中にあるものを図化することで整理できるうえ、
 チームメンバー・ステークホルダーとの共有も可能になり、とても参考になった

② 今後の業務で、実践してみたい・意識してみたい事

・まずは、コーディング前に四種の図を書いてみるというところから始めてみようと思う
・ユーザから要件を聞き出す際にモデル化の手法を導入し、
 要件・機能の漏れを無くしその後の設計・コード化を容易にすることを実践する予定
・システム関連図、ユースケース図等はかなり大事だと思ったため今回の実演を参考に実践に組み込んでいきたい
・顧客との要求分析&要件定義時に図を用いた会話を活用することで、自分の頭の中の整理にも繋げていきたい
・要求分析をする際に、想定されるパターンをこちらから聞き出すことによってあとあとのモレを減らすように努めていきたい
・社内の案件報告で、案件で扱ってるシステム関連図作ってみたら練習になりそう
・既存のコードを改修する際もドメインモデリングに落とし込んで見ることでより効果的な改修を行えるようにしていきたい

今月(10月)の帰社日ではドメイン駆動設計研修の第二回、11月には第三回も開催されます。

このように、TRYANGEでは各種研修を社内で定期的に実施しています。
研修を通じて得た学びを日々の業務に活かし、さらなる成長を目指していきましょう!

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